金田です！
先日、東京ミッドタウン近くの国立新美術館へ
HERMESが主催する新らしい試みの展覧会「彼女と。」を奇跡的に見ることができました。
朝の情報番組などでも話題になっていましたね…。
※長文なのですがお付き合いいただければ…
HERMESがある1人の作家と一緒にひとりの女性「彼女」を追い求めていくストーリー。
アクター(作家)役とエキストラ(観客)役、２つの役から選び参加型のシネマ体験ができる展覧会でした。
私はエキストラとして予約したのですが
エキストラって？シネマ体験って何？？
新鮮すぎるワードに全く想像もつかず始まる前からとにかくワクワク💕
そしていよいよ中へ。
まず通されたのは小さな映画館。
映画館ってこれから何が始まるんだろうっていうドキドキ感がありませんか？
それがとても好きです☺
スクリーンにはこれから私たちが追っていくある1人の「彼女」が。
「彼女」のことを知るために「彼女」のことを知る3人からエピソードを聞きそれを撮影していくというのです。
場所を移動し、そこのセットはまるで映画のスタジオ！
さっそく話を聞いていきます。
1人目は彼女の友人。
アクター役の人が友人から話を聞き出していて私はそれを観客として見ているという感じ。
なんだか映画のワンシーンを見ているようで見入ってしまいました。
2人目は彼女の恋人。
そして3人目に隣人の花屋。
「彼女」との思い出のエピソードを交えた話は聞いているこっちまで「彼女ってどんな人なんだろう」と想像が膨らんでいきます。
次のステージには「彼女」との思い出の場面を再現したセットが⛵
1番に目に入ったのがこの海！
今にも海の音が聞こえてきそうな迫力と、「彼女」の友人が話していた海でのエピソードが重なって自分も「彼女」の見たものを一緒に見てるような不思議な感覚でした～。
そしてこの展覧会の見どころでもある展示品。
撮影に使われた洋服や小道具は全て2018秋冬物のエルメスのコレクションアイテム。
触ることはできなかったのですがこんなに近くで、しかもこんなにたくさんのエルメスに囲まれるなんて！！！
なかなかない貴重すぎる体験😳近くで見るときは思わず息を止めて見入ってしまいました～。
ストーリーの最後、作家さんはいよいよ「彼女」の家を訪れます。
でも「彼女」には会えず代わりに「彼女」の妹から手紙を渡されます。
ﾞこれまで話を聞いた人たちは果たして本当の友人や恋人なのか。
嘘を言ってるかもしれないし本当のことかもしれない。
でも重要なのはそこではないﾞと。
色んな人から話を聞く中でこんな人かな？と自分なりに想像して考えること、実際に自分の耳で聞いてみる、彼女が見たものを自分の目で見てみて確かめる、同じように感じてみるということが重要なのかなと思いました。
そしていよいよ彼女の部屋へ。
…ですが彼女の部屋に入れるのは1組のみらしく💦私は入れなかった～～😢残念…。
エルメスの洋服を見れたのはもちろん貴重な体験でしたが、それ以上に色々と想像を膨らませて自分なりにこのストーリーを楽しめた1時間。
いつの間にか自分も物語のなかにいる感覚でとても面白い展覧会でした🎥
暑い東京でしたが、この経験は暑さも吹っ飛ぶ刺激的な体験に。
気軽に買えるブランドではもちろんないけれど一流の表現やモノの使い方は、私の想像力を掻き立ててくれたエルメス。
私の仕事にも活かせる体験はもちろん、考え方や視野の広さを広げてくれる貴重な時でした。
またこんな機会があったら是非、行ってみたいです
